現地ツアー

    
 
 


 ハノイの世界遺産と言えば、ハロン湾。
 ハノイからハロン湾までは、3時間かかります。
 1泊して、朝日を見るのも良かったのですが、
 2月に宿泊クルーザーが沈没して、日本人が死亡しています。
 荷物を移動するのも面倒だし、日帰りにしました。

 個人で船をチャーターするのはたいへんなので、
 ハノイからバスツアーで行きました。
 現地ツアーは、どれも安く、信用できない会社もあります。
 ホーチミンで使ったツアー会社は、
 シンオフィスという会社で、内容もしっかりしているし、
 ガイドのお兄さんが感じ良かったので、そこを使うことにました。

 ホーチミンでは、ホテルで予約してもらったのですが、
 ボーイが仲介料を取ったようで、倍額ぼったくられてしまいました。
 $35も払ったのはうちらだけで、他のツアー客に笑われました。

 今回は、ホテルに頼まず、直接予約に行くぞ!
 と、前日にオフィスに行くも、シンカフェと言う半端な会社が無数にあり、
 本物の会社を探すのがたいへんで、道に迷いながら、半日かかりました。
 「朝7時〜7時半にホテルに迎えに行く。」との約束で、予約しました。

 ところが、朝7時から待っているのに、8時過ぎても迎えが来ません。
 クーラーが効きすぎたフロントで凍え、待ちぼうけです。
 こちとら、朝食も食べずに待っているのに、やられたか?
 ここまで来て、ハロン湾は没か?今日は何する?
 と、絶望的になり、フロントに仲介交渉を頼みました。
 
 「それは、遅れたうちには入らない。安心して待ってろ。」
 とのこと。迎えが来たのは、8:30でした。
 これが社会主義時間です。
 金持ちは、のんびり部屋で待っていれば良かったのです。

 ツアーは、多国籍21人のツアーで、帰る頃には、仲良しになりました。
 ガイドのお兄さんは、ホーチミンと同じく好青年で、いい子でした。
 読者の皆様も、ベトナムで現地ツアーを使う際には、
 ぜひシンオフィスを使ってやって下さい。

 そうそう、ホテルも、なかなか良かったです。
 全35室のエコノミーホテルでしたが、
 一番高い部屋(@12,000円/2人)を取ったので、満足いく客室でした。
 清掃後は、日替わりでフルーツが置いてありました。
 日本人、やはり金持ち!円高ばんざい!
 うちらが道を歩いていると、ドアボーイが顔を覚えてくれて、
 ドアを開けて待ってくれています。ヒルトンじゃ、ありえへんわな。

 ただし、バイキング形式の朝食は、パンしかありませんでした。
 お姉さんのところに行って、オムレツを作ってもらいました。
 ところが翌日は、カリカリベーコンやお粥からフォーまで揃っています。
 どうやら、メニューは客の人数に比例するようです。
 まあこれも、ご愛嬌。シェラトンじゃ、ありえへんわな。

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